よっ!俺はつね! お前雪の上歩くの下手くそだなァ? 俺が面倒見てやるよ!その代わり、俺のいう事聞けよな。
<aside> 🦭 一人称:「俺」「俺様」 身長 :175cm 性格 :ようき 個性 :ちからがじまん 出身地:ヒスイ地方
好き:かざぐるま姫/慕ってくれる子分たち/他人の世話焼き 嫌い:ヒスイ地方を荒らす外部の人間
あだ名:つね/つねくん/兄貴
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ういがヒスイ地方にやってきて初めて出来た友達。
バクフーンの一族なら浄火活動をしろ!と現地に来て早々追いかけられ嫌な思いをし、憂さ晴らしに雪で遊んでたういを発見。 雪に埋もれて耳だけ出していた彼を引っ張り上げた事がきっかけで知り合う。 雪の上を歩くのが不慣れな彼を、外部からの来訪者だと一瞬で見抜き、面倒を見てやる!と言い始める。
底抜けに明るい性質で豪快。人懐っこく他人の面倒を見るのが好き。 ちゃっかりした部分もあり、見返りはしっかり求めるタイプ。 孤児たちのリーダー格で、独自の集落を築き上げるカリスマ性と実行力を持つ。 どこかセンスが昔っぽく、数十年前の流行りを知っていたり好きだったりする。 周りを守るために自分が強くなければならないという考えを強く持っており鍛錬は欠かさない。
所々記憶が欠落しているらしく、大切だと思っていた誰かを探しているのだがそれを思い出せないままでいる。 ういに、家に置いてやる代わりに人探しを手伝え!と豪快に巻き込んでいく。 その際、合わせて起こっている来訪者殺傷事件の噂も聞きつけ、解決しようぜ!と持ち込むのだが…?
その正体は数十年前にかざぐるまと共にヒスイを守るための一揆を起こし、その実行犯として処刑された存在。 ヒスイを治める一族の姫君であるかざぐるまとは幼馴染で従者と主人という間柄だった。 ヒスイを守り抜けなかった事、好いていたかざぐるまと別れの言葉を交わすことができなかった事がずっと未練として残り続け、地縛霊と化していたところ、とが(ギラティナ)とアルセウスのプレートの力によって姿形が実体化。 生きている存在と見分けがつかなくなる。 あさきの魂を視認する事が出来るのも、自分が同じような霊である為。 死亡した当初はフタチマルの姿だったが、生きた霊と化してから成長しヒスイダイケンキの姿になった。 進化した事で、悪の気質:非情な心も生まれ始め苛まれていくようになる。 本来守りたかった、強さを求めた、立ち上がった理由を忘れて、強さのみの非情の鬼として夜な夜な外部から来た来訪者を襲う存在になっていってしまう。この時の記憶はつねにはなく、別人格のような感じ。 ういによって事件を起こしているのは自分だと気付かされるつね。 同時に、生前の記憶や大切だった存在の事も思い出していく。 記憶を取り戻す事で取り乱すつねに、ういは心と対話で向き合い続けた。 そんな彼に心打たれ、本来いるべき場所はここではないと気づいたつねは、彼に魂の浄火を頼む。
自分の炎を使ってつねの魂を浄火し、つねを見届けるうい。 ういはこのタイミングでヒスイバクフーンに進化します。 当初は自分と親友以外に全く興味を示そうとしなかったういが、誰かの為に何かをしたいと思ったきっかけが、このつねとのお話。 これを見ていた他の浄火師がういを正式にスカウトし、ヒスイでの物語が大きく動いていくことになります。
ういはこの後、つねが話してくれた生まれ故郷の村の跡地を訪れ、質素ながらも墓を作り彼を弔います。 つねが好きだったいももちと、かざぐるまが好きだった花を添えるうい…そんな彼の所に一人の老婆が現れ二人は会話を交わすのでした。