俺はアルフォンソ!長ぇと思うならアルと呼んでもらってもかまわねぇぜ! 服のデザインと制作なら任せろ!お前に似合う最高の衣装仕立ててやっからよ!
一人称 | 俺 |
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身長 | 179cm |
性格 | なまいき |
個性 | ちょっと怒りっぽい |
出身地 | パルデア地方フリッジタウン |
好き | 白/服作り/映画 |
嫌い | 白肌をバカにするやつ/宿題 |
趣味 | 音楽鑑賞(特にロック・パンク・ラップ)/一人旅 |
特技 | 一目見ただけでスリーサイズがわかる |
あだ名 | アルフォンソ/アル/アルくん |
イメボ | KENNさん |
名前の由来 | 男性名:アルフォンスのスペイン語訛り |
意味は「偉大な」 |
<aside> 🪦 概要: マリの衣装デザインと制作を担当する服飾デザイナー。 年中雪が降り積もるナッペ山・フリッジタウンで生まれ育った。 パルデアでは珍しい白い肌を持ち、かつては褐色肌の人々から心ない言葉を浴びせられたこともある。その経験から、見た目だけで差別してくるヒトを強く嫌い、言い返すようになった結果、現在の気の強さと喧嘩っ早さが形成された。 自分の白い肌と、パルデア人であることに強い誇りを持っており、いつか「自分に最も似合う最高のパルデア民族衣装を作る」ことが夢。 そのため、民族衣装風のデザインに長けており、過去にはダルシネアの衣装を手がけたこともある。
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<aside> 🪦
性格: 見た目に反して非常に負けず嫌いでプライドが高く、喧嘩っ早い“ヤンキー気質”。 口も悪く、基本的に誰に対してもタメ口で接する問題児だが、良いと感じたものは素直に褒める。 褒められると調子に乗りやすく、すぐに心を開いてしまう可愛げもある。嬉しいと尻尾を振る癖があるらしい。 王族に対しても物怖じしない強気な態度を見せる一方で、憧れの人物を前にすると緊張でガチガチになってしまうことも。 こだわり出すと夢中になって時間を忘れるため、スケジュール管理に厳しいキャロライナとはよく揉めている。
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<aside> 🪦
過去: 幼い頃から才能を発揮し、周囲に認められてきたアルフォンソは、かつてガラル地方への留学経験を持つ。現在着ている衣装もガラル風で、本人もかなり気に入っている様子。
留学先でツバキと出会い、ともに服飾デザインを学んだ。ガラルに来たばかりで孤立していたツバキに最初に優しく声をかけたのがアルフォンソであり、また過酷な課題を寝ずに乗り越えた戦友でもある。今でも定期的に連絡を取り合い、お互いのデザインについて率直なレビューを交わしている。
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<aside> 🪦
マリ🌟 との出会い:
スキャンダルの発覚により、芸能界から姿を消してしまったトップアイドル・ダルシネア。 彼女の衣装をかつて手がけ、共に仕事をした経験を持つ服飾デザイナーのアルフォンソは、誇り高く責任感を持ってステージに立ち続けたダルシネアの姿を知っていただけに、その突然の引退がどうしても信じられなかった。許すこともできず、深いショックを受けていた。
彼女のために作った衣装を鞄に詰め、「こんなもの、海にでも投げ捨ててやろう」と思ったものの、次々と蘇る思い出に胸を締めつけられ、結局は行動に移せず、ただ途方に暮れていた。
そんなある日、ダルシネアの行方を探し、励ましの手紙を届けようと故郷から都会にやってきた少女・マリと出会う。 「どうせミーハーなファンがまた騒いでるんだろう」と冷ややかな視線を向けたアルフォンソは、マリの行動を妨害しようと嘘をついた。 「持っていた鞄をなくしてしまった。一緒に探してくれ」と。
実際は、自分でその鞄を見つかりにくい場所に隠していたのだ。 普通なら、自分の目的を優先するはずなのに、マリは文句も言わず、終始笑顔で鞄探しに付き合ってくれた。
その道中、風船が木に引っかかって泣いている女の子、重い荷物を持って階段を上がれずにいるお年寄り、恋人と喧嘩して落ち込む男性――。 マリはそんな人々にためらいなく手を差し伸べ、優しさと行動力で次々と助けていく。その姿に、アルフォンソの心は次第に動かされていった。
ようやく鞄の隠し場所にたどり着いた頃には、あたりはすっかり日が暮れ、夜の闇が広がっていた。 マリが「お金もなく、家出同然で都会に来た。野宿も覚悟していた」と話すのを聞き、アルフォンソは胸を突かれた。
――彼女は本気だった。ダルシネアのために、ただその思い一つでここまで来た。 それなのに自分は、くだらない意地で一日を無駄にさせてしまった。
アルフォンソは素直に謝罪した。 「すまねぇ…。あのカバン、なくしたんじゃねぇよ。自分で隠してたんだ。お前のダルシネア探しを…邪魔するつもりだったんだ…。」
マリは少し驚いた様子を見せたが、怒ることなく、いつものように笑って「大丈夫です。気にしませんよ!」と受け入れた。 その姿に、アルフォンソは心の中に温かな光が差し込むのを感じた。 それはダルシネアとはまた違う、新たな光だった。
「お前がアイドルになればいい。アイドルになって、アイツに歌を届ければいい! そうでもしねえと、ダルシネアはきっともう一度、表には出てこねえ。……でも、お前ならできる。」
その言葉が、マリがアイドルを目指すきっかけとなった。
それ以降、アルフォンソはこれまでに築いてきたコネクションや知識を活かし、マリの良き理解者・支援者、そして仲間となっていく。
――これが「マリ編」の始まりの物語。 少女の小さな一歩が、やがて大きな夢への扉を開くことになる。
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